無題

流行り病で国内がてんてこまいな昨今ですけど、ずっと考えてることがある。

日本人、こんなにも馬鹿だったのか。

 

政府の対応にも首を傾げることが多いし、市民の行動も訳分からないし。

マスク、アルコール、トイレットペーパーとか、予防に必要な物とか日用品を買い占めるってのは、まあ頭おかしい行動には変わりないけど「そうなると思ってた」で頷けるんですがね。

メ●カリで出品された道端の石を買い始めたと聞いたときは流石にこの国を出たくなってしまった。

噂に踊らされるにも程度ってあるじゃないですか。

自分で情報の真偽を確かめるっていう思考にはならないのですか。

それともテレビやネットで出回ってる情報が全て正しいことだとでも思っていらっしゃるのですか。もはや宗教じゃないですかそれ。

 

買い占めるっていう行動も訳が分からないしね、それを転売して儲けようなどと考えてる輩も意味が分からないしね。

本当に必要としている人の手に渡らなくなる、なんてこと簡単に想像できるじゃん。

この国、こんなにも思いやりの心が足りない国だったんです?いや、昔からクレイジーな国だなって思うことは多々あったんですけどね、緊急事態になると途端に明るみに出ますよねこういうの。

 

コロナ自体にはどうせそのうちかかってしまうだろう、という心持ちでいるから諦めてるんですけど、この国民性は騒ぎが収まったあともそのままだから、そこに頭を抱えるよね。

この国に生まれて22年半くらいになるんですけど、美しい景色を見て「日本っていいなあ」って思うことはあっても「日本人最高だぜ!!」ってなったことはただの1度も無いです。

他の国だったら自分の国の人柄に「最高だぜ!!」って思うことあるのかな。

米国は割とそういうのあるイメージなんだけど。

 

噂に踊らされてる人たちって、どうしてその噂が本当なのかどうかを確かめずにそのまま広めてしまうんだろう?

そういう情報って大体SNSで広まっていくと思うんですけど、何のためのインターネットなの?ってすごく疑問に思うんですよね。

インターネットって、公的なところが発表している情報以外は、殆ど一般人が発信した情報じゃないですか。

だからサイトによっては同じ題材でも言ってることが180度違ったりもする。1つの情報だけを鵜呑みにするのはあまりに危険。

でも噂を広めている人たちは、実際にその危険を冒してしまっている。

インターネットがどういうものなのかを理解せずに使っている。

 

色々な情報を見て、比べて、時には検証してみて、そうして擦り合わせていって真実を導き出していくのがインターネットの面白いところだと思うんだけど、そういう人たちはおそらく暇潰し程度にしか思っていないんだろうなあ。

考えるということを放棄しているというか。

日本人、そういう人多いですよね。

「皆がやってるから」「テレビでああ言ってたから」「●●らしいから」とか。

他人任せ。自主性を持たない。自分がどうしたいかなんてこれっぽっちも頭に無い。

道端の石を買っちゃった人たちも「殺菌効果があるって聞いたから」てのが理由なんだろうね。その聞いた情報が正しいかどうかなんて考えちゃいない。

高額転売されたマスクをまんまと買ってしまった人たちもそう。「在庫が無いから」、ただそれだけの理由で買ってしまって、転売されたもの買ってしまったことでどんな影響が及ぼされるかは考えちゃいない。買わないという選択を取ったことでどうなるかも考えちゃいない。

頭の悪い民族だなあとつくづく感じてしまう。

便利になりすぎた故の末路なんですかね。

 

私も偉そうに言えるほど頭が良いわけではないけれど、目の前の情報が正しいのか否かだったり、この行動によって何が起きるか、くらいのことは常に考えるようにしているよ。それだけは忘れたくないよ。

案外、高校すら卒業せずにフリーターしてるような、所謂低学歴の人の方が色々物事の本質を見てたりするんですよね。私の周囲だけの話かもしれないけど。

普通の道を歩まなかったことによるハンデは結構大きいので、それでも困らないように普通の人以上に色々努力してるんだと思いまする。

ただ不真面目なだけのプー太郎には流石に当てはまらないですけど。

 

でも大学まできちんと通っておきながら「周りがみんなそうだったから」なんていうなあなあな理由で、勉強しか出来ない頭カチコチ人間よりかは、低学歴でフリーターでもきっちり自分のやりたいこと考えて生きてる人の方が良いかな。

 

まとめると、周りに流されるだけの馬鹿にはなりたくないなって話でした。

まとまってるかは分からないけれど。